銀座の歯科医院(インプラント・無痛睡眠治療・審美歯科・歯科口腔外科) 医療法人社団 英医会 ティーズ銀座デンタルクリニック Teez Ginza Dental Clinic

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Teez銀座デンタルクリニック 院長の田中英生です。

今日は「顎関節症」についてお話したいと思います。

顎関節症とは医学的に、顎関節部や咀嚼筋等の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれます。

漢字が多すぎて分かりにくいと思いますが、平たく言うと、
①アゴがカクカクとかバキバキいう
②お口が開けにくかったり動かしにくい
③アゴの付け根辺りが痛い

このいずれかの症状が比較的長い期間続けば、あなたは顎関節症ということになります。

短期間であれば、このような症状を経験した方はかなりの数に上るのではないでしょうか。
普段運動をしない方が腕立て伏せを急に100回行えば、次の日に筋肉痛や関節痛であちこち痛くなるのと同様に、硬いお肉をものすごい勢いで召し上がれば顎の筋肉(咀嚼筋)が筋肉痛を起こしたり、関節痛を起こすのも理屈は同じです。

ただし、顎関節症の治療において難しいのは何が原因で顎関節症の症状を起こしているのかを探り当てることです。
歯科治療が原因で噛み合わせに微妙なアンバランスが生じたのか、食生活や生活習慣によるのか、いろいろな要因が複合して生じたのか・・・。
私が大学病院口腔外科で顎関節症外来を担当していた時代から、顎関節症の治療法に飛躍的進化が見られないのはそのような理由があるからかもしれません。

顎関節症の代表的治療法であるスプリント療法(マウスピース装着療法)だけをやみ雲に行っても、本質的原因の除去を行わなければ同じことの繰り返しになってしまいます。
原因の特定はコツコツと可能性のあるものを一つずつ潰していく他なく、根気のいる作業です。

顎関節症でお困りの方は、ゆっくり気長に付き合ってもらえる先生に巡り合うことが治療の第一歩かもしれません。