銀座の歯科医院(インプラント・無痛睡眠治療・審美歯科・歯科口腔外科) 医療法人社団 英医会 ティーズ銀座デンタルクリニック Teez Ginza Dental Clinic

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ティーズ銀座デンタルクリニック 院長の田中英生です。


今日は重篤な歯周病で上顎の歯すべてを抜かなければならない患者様のお話です。

歯周病と言っても、2~4本程度の局所的なものもあれば、全顎的に歯槽骨の喪失を伴った重篤なものまで様々です。
今回は歯槽骨が水平的に吸収してしまい、上顎すべての歯がグラグラになってしまったケースです。

この患者様は以前かかっていたクリニックで、なるべく歯を残すべく2年以上にわたり治療を続けていらっしゃったそうです。
しかし、一向にご飯がまともに食べられる気配がないため、ご紹介で当院を受診されました。

レントゲン検査をさせていただくと、上顎の歯はすべて骨から逸脱し歯茎に辛うじてくっついている状態です。
全ての歯は重度の動揺を来しており、これではまともな咀嚼は不可能でしょう。

歯を残すために我々歯科医師は懸命の努力をしますが、希望のない歯を無理に残そうとするとお痛みなどの症状を繰り返してしまい、健全な食生活を阻害してしまいます。
歯科医療の究極的な目的は、歯を残すことではなく健全な食生活が可能な口腔機能を患者様に提供することなのではないでしょうか。

当院が提案させた頂いた治療プランは、すべての歯を抜歯して即日にインプラント埋入手術と固定性の仮歯を同日に装着する方法です。
これは「オールオン4コンセプト」という方法で、4本のインプラントで12本の連結した歯を支えるものです。
ただし、歯槽骨が脆弱な上顎の場合には6本程度のインプラント埋入が必要なことが少なくありません。

ご自身の歯は上顎から無くなりますが、インプラントに支えられてしっかりとした咀嚼を行えることの利益は計り知れません。
オールオン4インプラントについての詳細はこちらをご覧ください。